2年生の1学期で習う”かさの単位”の家庭での教え方について解説したいと思います。
そもそも”かさの単位”って?
長さの単位の「㎝」「㎜」はまだ日常生活で馴染みがありますが、かさの単位に関しては馴染みが薄いのでイメージしづらく、定着しにくいのが現状だと思います。
特に「㎗」はどれくらいの分量かが想像できない子が多いです。中学受験の勉強の際に苦労する高学年の子も少なくないです。日常でもペットボトルの量などの表記は「㎖」となっていますよね。
そして意外といつも飲んでいるペットボトルの量が「500㎖」であることする知らない子が多いです!小学生って大人が思っているよりも知らないことが多いので、あえて意識して普段から買い物の時などに豆知識として教えてあげる必要があるんですよね。
身近な例で説明しよう!
例えば、2ℓのペットボトルを購入する時に、
これは2ℓだから牛乳パック2つ分の量だね。
などと想像を膨らませてあげることが大切です。
でないと、いざ中学受験の勉強を始めたときにつまづきます。ちょっとおおげさかもしれませんが、中学受験って本当にやらなくてはいけない事・分野がたくさんあるんですよね。その時にこの程度のレベルから説明していくと全然時間が足りないんです(汗)
ですので、日常生活で蓄えられそうな知識は前もって教えておくと良いです。
普段から声かけしてあげましょう!
「1ℓ=1000㎖」の単位換算も意外と「1ℓ=10㎗」と混ざってしまう子が多いので、普段から500㎖のペットボトルを買う時に
このペットボトルのサイズは500㎖だから、1ℓの半分だね。
2つ買ったら牛乳パック1本分だね。
などと補足してあげると良いでしょう。
おススメの図鑑
単位に興味を持ったり、イメージしにくい場合は図鑑などを利用しても良いでしょう。
大人もそうですが、百聞は一見に如かずなので実際に目でみて確認する方が定着度が格段に上がります。