毎日の子どもとの宿題のやり取りで疲れてはいませんか?
今日の宿題は何かな?早めにやろうね。
いや。あとでやる。
・・・・。
内心腸が煮えくり返ってはないでしょうか。これが毎日となるとほんともう疲れ切ってしまいますよね。実はこれ、子どもにも言い分があるのです。
子どもは宿題が自分だけにでてると思っている
私も子どもと宿題するしないの押し問答の末に言われたことがあります。
ママだけ宿題なくてズルい!
そんなこと言われても・・・
子どもは自分だけが毎日机に向かって宿題をしなければならないことに少なからず憤りを感じているようです。
どうして僕だけ毎日宿題があるんだ!
と不平等さを嘆いていたんですね。
私も子どもの頃は・・・の説明はNG!
思い返すと私自身も子どもの頃に両親に言った覚えがあります。その時は父も母も『大人は若い時にたくさん勉強してきたんだよ。』なんて最もらしい事を言われた気がしますが、腑に落ちなかった記憶があります。
何故納得しないかというと、実際に見ていないからです。勉強している姿を実際に見ていない(もちろん過去のことなので見ることはできない)ので、言葉で説明されても納得できないのです。
子どもは言葉で説明するよりも実際に見たり体験したりしないと理解できません。子どもに限らずですが、「百聞は一見にしかず」とはまさにこのことですね。
親にも宿題があることを分かってもらおう
要は子どもは自分が机に向かって宿題をしている時間、親にも宿題をしていて欲しいのです。とはいえ、毎日必ず同じ時間だけ机に向かうのも難しいと思います。
だから、子どもには”子どもの宿題”があり、親には”親の宿題”があることを教えましょう。では、親の宿題とは何なのでしょう。
です。
お母さんの宿題はね、○○くんの宿題を
チェックすることよ。
今までの流れからいうと、こんな説明をしたところで子どもは納得しないでしょう。そうです、実際に何をどれくらいの量するのか目に見えないからです。お母さんの宿題も見える化してあげましょう。
上のプリントは宿題のチェックでどんなことをするかを書いたものです。ただ書いただけですが、子どもにとっては親もやることがあるんだと理解できるため納得してくれます。
宿題に限らず、どんなことでも子どもは話して聞かせるよりも書いて見せる方が理解するので、少し手間はかかりますが取り入れてみてはいかがでしょうか。