勉強法

うちの子大丈夫?!時計が読めない!

こんにちは。カメ算先生です。

今回は時計の読み方・教え方についての方法です。

うちの子まだ時計が読めないんだけど、大丈夫かしら?

この質問、すごくよく受けます。

 

もうすぐ小学校の授業で時計の読み方について習うお子様、時計の学習が苦手なお子様に向けて学習方法を紹介したいと思います。

子どもは時計がなくても困らない?!

実は、子どもにとって幼稚園や保育園の生活って時計がなくても困らないんですよね。

だって、ごはんの時間になれば食事は出てくるし、起きる時間、お風呂の時間、寝る時間、すべて誰かが教えてくれるから!

 

子どもって困らなければ覚えません。それは大人も同じ事かもしれませんが。

時計がなくても困らない = 覚えない
これは時計に限らず、勉強全てについて言えます。困らなければ覚えないんです。
だから授業で時計の学習が始まれば、プリントが解けないと困るので自然と覚える子がほとんどです。
それでも苦手な場合は次の事を試してみましょう。

実際に手に取って動かすことが大事

時計の学習の導入方法としては、まずは実際に手に取って動かすことが大事です。
いきなり時計のドリルをやりましょうと子どもにドリルを見せるのは逆効果です。ますます嫌いになってしまいます。
大体の子は小学校に入ると算数セットを購入し、学校では算数セットの時計を使って学習すると思います。
しかし、算数セットは学校に置いておくもので、持ち帰れないことがほとんどです。せっかく良い教材なので、ぜひ自宅でも購入して使ってみることをお勧めします。
時計以外にも数字ブロックや足し算カード、サイコロ、おはじきなど使えるものがたくさん入ってます!
もちろん、時計以外はいらないかも・・・という方は100均の時計を電池を入れずに子どもに与えればオッケーです。

とにかくグルグルまわそう

時計を手にして、いきなり「これは何時何分でしょう?」と始めるのではなく、とりあえずはグルグル回して遊ばせてみましょう。
子どもって回るものとか好きですよね。何が楽しいのか、一心不乱に回してるときがあります(笑)
まずは回せば時間が進むということを肌で感じることが大切です。普段の生活では時計をじっと眺めているということはないので、子どもは長針1周回ったら1時間経っているということに気付かないのです。
しばらく回して時計の動きが分かってきたら、「じゃあ12時にしてくれる?」など声掛けをしてあげて下さい。
子どもが時計を10時くらいにしていたのであれば、2周くらい回せば12時になるかな?など、自分の手を動かして時間を揃えることで自然と考えるようになります。
はじめは1時ちょうど、2時ちょうど、慣れてきたら1時半、2時半と教えていきましょう。何時、何時半をマスターしたら長針の分の読み方を教えましょう。
算数セットによっては分が書いてあるものもあれば、書いていないものもあるので、書いていない場合は丸いラベルシールなどを使って(これも100均で売ってます)10分、20分、30分と書いて対応する場所にシールを貼ってあげましょう。
実際に手で動かして確認する事は時計に限らず勉強全般を通して大切なことなので、出来る限り手に取って確認したり、見に行ったりさせてあげると良いと思います。
親は大変ですが、子どもにとってはすべてが貴重な経験になるので、是非実践していただきたいと思います。

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